【闇金実話】返済履歴が出来たら貸す、追い込み編
会社に闇金の取り立て電話がかかってくる
■月■+4日(融資実行日から4日後) つづき
彼氏に電話すると怒鳴り立て一方的に電話を切ったササキ、その後正午過ぎに彼氏から電話が鳴る。
被害者「はい。どうしたの・・・」
彼氏「ササキって知ってるよね?そいつから●●が金を返さないから俺に建て替えて払えとかって電話がかかってきたんだけど、どういうこと?」
被害者「・・・・・ごめん」
彼氏「いやそれはいいけどホントに借りてるの?」
被害者「ううん、借りてない。闇金てわかって怖くてキャンセルしたら色んなところに電話されてる、ごめん」
彼氏「え??なにそれ??闇金。。。?なんでそんなところで・・・・それよか20万円とか言ってたんで気になってね、それ払ったら借金無くなるの?」
被害者「わかんない。もうなんだかほんとに分かんない。」
彼氏「警察とか行った?」
被害者「行ったけど証拠とかが無いとダメみたい。あと警察の人が電話すると金融じゃないって言ってる。」
彼氏「そうなんだ。。とにかくなんとかしなきゃだな。おれも知り合いとかにきいてみるから、また電話する。」
被害者「うん、ありがと」
昼食を終え、会社に戻ると上司に呼び出される。
上司「最近、ササキって方から●●さん宛てに借金の返済に関する電話がかかってるって報告が入ってるんだけども本当のことなの?もし、そうならあまり個人的なことは会社に持ち込まないでほしいな。その方に会社に電話してこないようにしてもらえるかな?」
被害者「・・・いや、その申し込みはしたんですけど借りてはいません。」
上司「?ちょっと良くわからないのだけれども闇金業者は、借りてないのにお金を返せと要求しているのかな?もう少しわかるように話してくれるかな?」
被害者「申し込みしたら返済履歴が無いと融資出来ないと言われて、それで3万円払ったら融資できると言われて払ったんですけど、なんかダメになってしまったらしくまた3万円払えって言われてムリですと言ったら、キャンセル料金払えってなってそれで・・・・それ・・で・・で。・・・・。、。」
被害者は思いだして泣き崩れてしまったとのこと
上司「わかったからとりあえず泣かないでさ。それで警察には言ったの?」
被害者「はい。警察も多分ヤミ金だろうって言ってくれたんですけど被害がわかるような証拠みたいなのが無いと難しいって言われてしまって。それで、どうしたらいいかわからなくて・・・・。・。。・」
上司「うーん、そのキャンセル料ってのはたぶん言ってるだけだと思うから払う必要はないけど、会社にかかってくるのは困るなぁ。払わないと会社に電話してくるんだろ?」
被害者「たぶん・・・ハイ」
上司「わかった。ちょと部長とかにも相談してみる。会社で相談できる弁護士とかいるかもしれないから、聞いてみる。そしたら仕事戻って」
午後2時過ぎ突然会社の電話が次々に鳴り始める。
職場の同僚「もしもし」
職場の同僚2「お電話ありがとうございます・・・・もしもし?」
職場の同僚3「はい、お世話になります・・・・・・もしもし?」
無言電話やワンギリなど電話が鳴りやまない状態が約1時間半以上も続いたらしいが何時まで電話が鳴っていたのか正直うろおぼえなのでわからないとのこと。
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
無言電話
無言電話
無言電話
無言電話
職場の同僚「もう仕事できない!これってあれじゃないんですか?あのササキとかってやつの仕業じゃないんですか!なんとかしてくださいよ!!」
上司「いや、そうとは限らないでしょう。ただ、このままだと本当に仕事にならないので何とかしないとですね。●●さんいま平気?いやこっちにきてくれるかな」
被害者「・・・・はい。。何でしょう。。」
無言電話
無言電話
ワンギリ
上司「これね、そのササキって人がやってるの?」
被害者「わかりません。でも私の携帯には着信ありません。」
ワンギリ
ワンギリ
上司「こまりましたね、どうしたものかなぁ。とりあえず鳴りやむの待つしかないのかなぁ。それか●●さんから電話とかできる?」
被害者「電話で何を話せば・・・」
無言電話
無言電話
上司「いや、こんなにされちゃったら仕事にならないしね。電話してるんであればやめてくれって伝えてもらうとか。ムリか。」
電話着信
無言電話
ワンギリ
無言電話
ワンギリ
無言電話
ワンギリ
被害者「やってみます。すみません」
上司「助かるよ。私、そばにいようか?」
無言電話
ワンギリ
被害者「大丈夫です」
一旦、表にでて被害者からササキへ電話をかける。
ササキ「はい。●●さん?お金準備できた?もうキャンセル費も20万超えてますし、返済履歴も1回とかじゃ全然タリナイけどどうすんの?あっそれとカレシに電話して●●さんの件でウチがどんだけ迷惑かけてるか伝えといたんで。カレシはお金払うつもりないみたいだからヤッパ⚫︎⚫︎さんキッチリお金返してくださいよ〜〜。あとカレシ生意気に着拒してるんで、明日は会社に電話してみるるわ。それで用は何?」
被害者「カレシの会社には電話しないでください!お願いします!!」
ササキ「それは●●さん次第だよ。おれたちは関係ないことだし。貸した金は返さないとネ、人としてサ♪で何の用?その件?」
ワンギリ
無言電話
ワンギリ
被害者「いえ、その・・・会社に電話するのを止めてほしいというか、それはやめてもらえませんか・・・」
ササキ「はあああぁああああああ???ぁ???ぁあああああああ?オレがぁ!オマエのォ会社にデンワしてるショーコがあるんデすカ!!!!?」
ワンギリ
ワンギリ
無言電話
ワンギリ
無言電話
ワンギリ
無言電話
無言電話
被害者「・・・・」
ササキ「オイ!てめー、自分からデンワしてきて遅れてるカネを払う段取りでもできたのかとおもぇやーヨ?言うにことカイてイヤガラセ電話を辞めてくださいダと?ここまでバカにされるとちょとこっちも本性だしてかねーとヤべ―わ!ナメられてるってことだもんなぁオイ!てめーのクソ会社にどんなデンワ入ってんのかシンねーねど、そんなもんじゃねーゾ?こっちはヨ!覚悟しとけヤ!」
ガチャ!!!
被害者「・・・」
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
ワンギリ
上司報告に行くも、ドアをノックすることもできず、その場で泣き崩れてしまい声は引きつり言葉を発せられずその場でうずくまっていたところを上司が気づき中へうながす。
上司「どうしたの!?ササキに電話したら何を言われたの?」
被害者「もう無理です。ムリです、すいません、むりです。。。、、。」
上司「とにかく、何があったか話てみて」
被害者「彼氏の会社にもでんわするって、お金返せっていうってどなられて・・それで、かいしゃには電話してないって。、、しょうこあるのかってどなられて・・・・それで。それで・・もっとひどいことするって・・・・・・・・・・・・」
上司「相手は電話かけてないって言ってるんだね?」
被害者「はい・・・・」
上司「うーん眉唾だなぁ、他にこんなになる理由が無いもんな。わかった、今日はもう仕事どころじゃないと思うから帰りなさい」
被害者「・・・・・・はい」
////被害者はここで職場から帰っているためその後のことは翌朝知らされることになる。聞かされた内容をもとに再現しております////
被害者が帰った後、おさまっていた止まっていた電話が一斉に鳴りだす
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
職場の同僚「もしもし」
ヤミ金「テメーだれ?●●だせよ!コラッ!隠すならテメーから金とっからよ」
職場の同僚「はい?どちら様ですか?」
ヤミ金「アっ?まずは自分から名乗るのが礼儀なんじゃないんですかぁ、誰だおめえちゃんわ?」
職場の同僚「すみませんがどのようなお電話ですか?」
ヤミ金「テメー、スカしてんじゃねーよ、ビビってんの声からわかるぞ、伝わってんぞ?オイ!まっ、いーや、おめえの会社わかってっからいつでもごあいさつイケるしよ!!」
ガチャ!
電話着信電話着信電話着信
職場の同僚2「もしもし」
ヤミ金2「もしもーし、ハハハ、テメーだれ?」
職場の同僚2「どのような御用向きでしょうか?」
ヤミ金2「●●だせよ!金返せってハナシ、これ。んでテメーはどこのどちらさんですかぁ?」
職場の同僚2「●●は本日、失礼させていただいております」
ヤミ金2「んじゃオメーが俺のタントーってこったな!じゃぁサ!キミの名前と連絡先教えてよ、隠してるんだったらゆるさねーよ?おメえからカネ盗っからよ!」
職場の同僚2 ガチャ
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
職場の同僚3「・・・・はい」
ヤミ金3「オイオイオイオイオイオイオイしつれーな会社だなあぁここはよ!先に客に名乗らせるってか?電話にでて、5秒後にハイじゃね―ダろ馬鹿女がよ、どんな教育シてんだこの会社。まぁいいーけど●●だせよ、ほら早くしろブタが」
職場の同僚3「●●は本日はいません」
ヤミ金3「ヒーコラ言ってんじゃネーヨ?このバカ女がア!んじゃテメーの名前と携帯番号おしえろや、●●から金とれなかったらオメーにはらってもらうからよ。早くしろこのバカ女が」
1時間近くヤミ金からの電話が鳴りやまず、泣き出す社員や上司に文句を言う社員などで勤務先は騒然となっていたとのこと。そして上司が警察へ電話したとのとこである。
その夜、彼氏からスマホに着電がはいる。
彼氏「おまえ俺の会社の電話番号まで教えたのか?」
被害者「ごめんなさい」
彼氏「え~~、ちょっと、まじ勘弁してくれよ!会社にササキってやつだけじゃなく、すげ―電話鳴っっちゃって俺の名前連呼して金返せって騒ぎまくってんだぞ!」
被害者「・・・・・ほんとごめんなさい」
彼氏「ほんとヤバイんだわ。上長に呼ばれて個人的な問題を会社に持ち込まないでほしいといわれるし、警察に行って来いとかお前のこと何とかしろって散々言われてるんだぞ」
被害者「・・・・・・・・・・」
彼氏「警察もう一回行って来い、あとネットでヤミ金問題とか解決って探してよ」
被害者「うん。」
彼氏「ほんとたのむよ、おれも探すけど原因はお前なんだからさ、自分でもちゃんとしてくれよ。それとちょと色々と考えてこうよおれたちのこととか」
被害者「ごめん・・・ご、、、め。。」
彼氏「泣くなよ、ただちょとキツすぎるよこれ、俺まで会社クビになっちゃうよ、したら仕送りとか出来なくなんし。」
被害者「・・・・」
彼氏「とにかく、警察と弁護士とかそういうの調べてみてよ、おれも調べるから」
ガチャ・・
■月■+5日(融資実行日から5日後)
出社すると同僚からの視線が明らかに冷たいことがうかがえた。そして仕事に入る前に上司に呼ばれる
上司「昨日は大変だったね。実はあの後もすごくてね、闇金って1人じゃないんだね。1時間くらいかな電話とまらなくてね。電話口で怒鳴られっぱなしで泣いちゃった社員もいてね。これはこのまま看過できる問題ではないので部長と相談してね。」
電話着信
被害者「ハイ」
電話着信
電話着信
電話着信電話着信
電話着信
上司「大変申し訳ないんだけど、結論から言うと少しお休みしたらどうかな?
他の社員の手前もあるし、仕事にならないというか一緒に仕事ができませんという社員もいてね。
この後、部長と2人で警察へ相談に行ってその後、社長の知り合いの弁護士に予約とってもらってるからそこで今後について相談してくるので、今日はこれであがってもらいたいんだけどどうかな?
あくまでも会社強制と言うことではなくて私からのアドバイスなんだけど、ほとぼりというかしばらく、この問題の解決だけに焦点をあててみたらいいとおもうんだが、良く考えてみてほしい。派遣元にも申し訳ないがこの件は伝えることになると思うからその辺も考えておいてね。」
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
被害者「ハイ」
電話着信
電話着信
ガチャーン
職場の同僚「もうイヤ!!何なのこれ!ほんとムリです!なんでこんな目に遭うんですか?なんなんですか!」
電話着信
電話着信
上司「ちょとあっちが騒がしいからこれで失礼するけど、考えてほしい」
被害者「・・・・」
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
職場の同僚2「だから一体なんなんですか?警察呼びますよ?は?なんで私が名前いわなきゃいけないんですか。●●のことは知りません。そんなの本人に直接言ってもらえませんか?ここ会社なんですけど」
電話着信
電話着信
電話着信
電話着信
職場の同僚3 受話器を取る
ガチャ
電話着信
電話着信
職場の同僚3 受話器を取る
ガチャ
電話着信
職場の同僚3 受話器を取る
ガチャ
電話着信
職場の同僚3 受話器を取る
ガチャ
おそるおそる職場に戻ると、誰もが着信に対応しているのが見えたがこの電話ラッシュが終わった後のことを考えると、おそろしくなってかばんを持ってその場を立ち去ったとのこと。
そして昼過ぎにササキから被害者のスマホに電話がかかる。
ササキ「●●さん、早く返済して下さい。今日は天気がよく絶好の返済日よ・」
ガチャ
その後、お昼過ぎまでの間に30回を超える着信があった。
ひと段落した後、彼氏から電話がかかる。
彼氏「おい!マジで勘弁してくれよぉ。。今日も会社宛てに電話がなりまくってるよ。なんとかしないとほんとにクビになる。そっちはどう?」
被害者「帰されて、会社くるな的なこと言われた。というかもう会社いけないとおもう。こっちも今日もでんわなりっぱなし。。」
彼氏「そうか、ならすぐ警察いけ、それと昨日行ったヤミ金問題どうしたら解決できるか調べてくれ」
被害者「うん。」
そして、時を同じくして弟からもスマホに着電。
兄「おまえササキって男を知ってるか?なんかお前が借りた借金をオレが返せとか電話きてるよ。どういうことだ?この前借金の無心にきてたけどそれと関係あるのか?」
被害者「(涙声)うんんごめん。ほんとにごめん。着信拒否して電話に出ないで。お願い、ほんとごめん」
兄「・・・・うん、わかった。なんかヤミ金とかって言っていたから気をつけろよ、なんかおかしい感じだったし。警察とか行けよ」
被害者「わかってるから、ほんと。ごめん、ちょといま余裕ないからまたあとでもう一度折り返し電話する。ササキの番号は着信拒否していいから。」
兄「・・・わかった。あんまり無理すんなよ」
被害者「もぅ。ほ。。ん・・・・・」
気づけば夕方になっていたがササキからの着信はまだ続いており携帯電話が震えるたびに身体が震えるようになる。そこへ実家から電話がかかる。
母「ねぇ、あなた借金してるの?ササキって名乗る男の人からおまえが借りたお金を返さないから困ってるとか、母親なんだから私が建て替えろとかって変なこと言ってるんだけど。もしかして私の薬代とかで借金したの?」
被害者「そっちにもかかったんだ。。。ほんとにごめん。そういんじゃないから、お母さんのことじゃないから、全部わたしが悪いんだ。ヤミ金につかまっちゃったんだ。ほんとごめん、なんとかするから。なんとか。・・。。・・。・。。。。。」
言葉にならずむせび泣くだけになってしまう。なんとなく状況を察知したのか母親から優しい言葉をかけられたことだけは覚えていると言う
母「おまえは昔から何でも抱え込んで独りでなんとかしようとするところがあるから。。大変なんだろうけど、独りで全部かかえこむことなんてないからね。こっちは大丈夫だから心配しないで。ヤミ金なんて犯罪者なんだからお日様に向かって歩くこともできないんだから。そんな日陰者になんか負けるな、きっと大丈夫!嫌なことがあれば必ずいい事があるんだから。おまえはお日様に守られてるんだ、お兄ちゃんや私やお父さんやみんなに守られてるんだ!悲しくなった時はそのことを思い出すんだよ、きっとなんとかなるから」
被害者「%#&%#$%&’()嗚%$$%&$&$咽」
>>【闇金実話】返済履歴が出来たら貸す、問題解決編 へつづく
※個人が特定出来ないよう名称・内容を若干ではありますが変更しております。ただし、体験談の骨子がわかるような変更はしておりません。
◆闇金体験談;
「返済履歴が出来たら貸す」
【→】続きはこちらから
5.闇金解決編
6.弁護士編
7.解決後日談
【←】はじめから読む
1.申し込み編
2.返済とキャンセル費編
3.取り立て編
4.追い込み編
ディスカッション
コメント一覧
通りすがりです。自分も同じ経験したことあります。
ヤミキンはしつこいです。そして人間じゃありません。
読んでて前の自分思い出して涙でました。
わたしはいま別の会社に入れましたけどいまでも夢みます。
ヤミキンは人間じゃない。なんでこんなひどいことできるかわからないです。
人間のクズさん>闇金相談ブログ相談員です。
闇金業者は人の人生を台無しにしても自分たちにお金を払えばよいと思っているのでしょうが世間はそれほど甘くはありません。特殊詐欺は警察も必死に追いかけております。
闇金業者単体は大きな組織ではありません。巨悪というほどのものでもないのです。それだけにほころびが出始めれば一気に瓦解すると当サイトでは考えております。
今できることをしっかりと見据えることでこうした悪質商法は撲滅できると考えております