【闇金実話】受話器ごしに自分の勤務先に電話されました。追い込み
闇金サイトに申し込みをしてしまった被害者さんに待ち受けていたのは本格的に追い込みをはじめてきた闇金業者タナカの執拗な脅迫行為でした。
融資担当「で?どうするんですか?」
被害者「契約もしていないのにいきなりキャンセル料払えっておかしいです。」
融資担当「おかしいと思うのははそっちの勝手ですけど、うちはキャンセルについてはキャンセル費もらいますから。いまなら5万円ですね。すぐに払ってキャンセルしますか?それとも返済証明つくって融資うけますか?」
被害者「ちょと警察に相談してから考えます、そちらのサイトは闇金ってかかれてますし」
融資担当「アー、別に警察に話してもらっても全然かまいませんしこっちは別に。ただこっちもオタクみたいなタチの悪い営業妨害するようなヤカラにはしっかりと対応しますんで」
被害者「・・・・どういうことですか?」
融資担当「だから、自分で申込みしといて1時間もしないうちにキャンセルとかさ~。人の都合を考えないようなヤツってことですよ。そうじゃな、い、ん、で、す、か?」
被害者「それはそっちが」
融資担当「あ~~だから人の話は最後まで聞けって言ってるでしょ。こっちはせっかく、▼▼さんのために融資してあげようと頑張って手続き取ってるんですよ?それをキャンセルとかほんと営業妨害ですよこれ。こうしてる間にも融資待ってる人がたくさんいるんで▼▼さんに時間取られるわけにいかないんですけどねぇ。」
被害者「・・・・・」
融資担当「で、結局どっちにするんですか?キャンセル費用5万円はらうのか、返済証明作るので2万円払うのか決めて下さいよ」
被害者「だからそれは警察に相談してから、」
融資担当「あーわかりました。それで結構ですよ。そしたらこっちはこっちでアンタの会社とか親族に電話して、▼▼さんにぃ営業妨害されたんで損害賠償の裁判するって言いますよ、いいですよね?」
被害者「なんでそうなるんですか?」
融資担当「だって▼▼さんがワガママで失礼な人間だからでしょ?そんなの普通じゃないですか。こっちは融資しようと頑張ってるのに営業妨害ばっかりするからじゃないですか。もうこの話繰り返しても仕方が無いんで、どうするんですか?キャンセル費をはらうんですか?それとも返済証明つくるんですか?」
被害者「キャンセル費はらったらもう電話とかしないですか?」
融資担当「じゃ5万円払うんですね。わかりました。明日の午前10時にATMの前についたら電話下さい。その時に振込用の口座教えますんで。」
被害者「わかりました」
■翌日■
被害者「今日会社休みました、いまコンビニの前なんですけど・・・やっぱりお金払えません」
融資担当「ハァ~~~~。はい、ワカリましタ。んじゃ、ちょっとそこで受話器耳にあてな。」
被害者「・・・・・」
その後、融資担当タナカ鳴る人物は別の電話を使って話を始めたとのことです。
融資担当「えっと◆◆キャッシングのタナカと言いますがお宅の会社に▼▼さんっていますよね?うちから金借りて逃げ回ってるんですよ~。んで困っちゃってるんで上司と話したいんですけどネェ。」
融資担当「はぁ?おたくダレ?てか名前なんての?かばってるとお前から返済してもらうよ?で名前なんての?ちゃんと名乗れよ、常識だろ?こっちはちゃんと名乗ってるだろ?」
被害者 !?・・・・・・
融資担当「あんた上司?あのさ~▼▼が金借りて返さないんですよぉ~。だから上司からもちゃんと金払えって伝えてくれます?え?聞こえないんでもっとハッキリしゃべって下さいよ~」
融資担当「警察?別にかまいませんよ、こっちは。もともとヤミキンなんで警察とか関係ないし、てかそんなの上等なんで。これから毎日電話するんで覚悟しといてね♪」
融資担当「あ~もしもし?▼▼さん?聞いてた?そんなわけでこれからは上司と金の話するんで。もしかしたらクビになるかもだけど、まぁアンタ常識無いようだからしょうがないよね。」
被害者「なんでこんなことするんですか。闇金だったら何してもいーんで」
融資担当「オマエうるせーよさっきから。もう黙ってろよイラつくから。また電話するんで上司と金の件でも相談してろよ。」
ガチャ
それから10分もしないうちに今度は母親から電話がかかってきたということです。
母「あんた闇金からお金借りたの?いま電話かかってきてあんたと連絡取れないから何とかしてほしいって。どうなってるの?」
被害者「お金借りてないけど嫌がらせされてる。闇金って分かったからキャンセルしたらキャンセル費がかかるって、5万円・・・」
母「え?そんなバカなことないでしょ。それよりも家にきたりしないでしょうね。警察行って何とかしてもらいなさいよ」
被害者「うん。警察行くって言ったら態度変わっちゃって会社とかにも電話されてる」
母「とにかく警察行く。いいわね」
被害者「うん。」
電話を終えると父親からの着信が立て続けに残っており折り返しをすると、
父「闇金だとか言ってるのから電話がかかってきておまえと連絡が取れないとかなんとか言ってるぞ」
被害者「わかってる、おかあさんとこにも掛かってきたって」
父「警察行ったか?なんで闇金なんかに・・」
被害者「その話は今は。。今度ちゃんと話すからいまはやめて。ごめん」
父「・・・・とにかく警察行って相談しなさい。それと知り合いの弁護士とかにも訊いてみるから」
被害者「・・うん、あっ闇金からまた電話きてるから一旦きるね」
父「そんなの無視すればいいだろう!」
被害者「もう怒鳴んないでよ!無視するとまた会社に電話されるから・・・」
父「・・・・」
電話をきり、闇金タナカの電話を取る、
融資担当「タナカですけど、▼▼さん、それでどうするつもりですか?キャンセルですか?それとも返済履歴ですか?うちはどっちでもいいですけど」
被害者「そのことなんですけどまわりとかに電話するのはやめてもらえませんか?」
融資担当「それは▼▼さん次第でしょ。もうさ、うちがヤミってわかってるでしょ?んでどうするの?」
被害者「お金ないんです。だから融資のもうしこみしてるんじゃないですか」
融資担当「ハイハイ!ワカリマシター、んじゃいってみよっか!耳に受話器あてとけって」
被害者「!? それはだから・・・」
融資担当「え~~ヤミキンのタナカですけど、▼▼さんの件で困っちゃってまして、上司だしてもらえます?・・・・・あえ?いない?・・・・てか隠すとオマエも損するよ?・・・・まぁいーや。とりあえずオマエだれ?・・・名前・・・・・・いあ?言えない???」
融資担当「テメー!ナマエ言えねーとかナメてんの?あ?なんならオマエがなんとかしてくれんの?▼▼の件をよ」
融資担当「で!もう一回だけきくけど上司お願いしますよ」
融資担当「ん??ほんとにいないの~??あやしいーなー。まっいーやそんならそれで、またかけるわ」
ガチャ
融資担当「ってことで▼▼さんさ、これからキミの会社に上司がいないか確認しないとだからもうきるわ。あとで上司から何があったかききな」
ガチャ
被害者「・・・」
1時間ほどして上司から被害者さん宛てに電話がかかったことで闇金がなにをしたのかを把握する。
上司「▼▼さん、闇金から同時に電話してきて、電話が止まらなくて、なんとかならないの?これほんとうに問題だよ。仕事ぜんぜん進まないし電話はでれば無言だったり、どなったり大変なことになっちゃってるんだよ。社長も怒ってるしこれから弁護士の●●先生のところに相談いくことになったよ。明日ちゃっと説明出来るようにしておいてもらえるよね」
被害者「・・・・はい」
上司「警察へは相談いった?」
被害者「・・・・まだです」
上司「え、まだ行ってないの?ことの重大さわかってるの?シャレとかじゃすまないんだよ、へたしたらクビになっちゃうよ」
被害者「・・・・すみません」
そして会社から驚きの連絡がはいることになります。
◆解決編はこちらから
【闇金実話】受話器ごしに自分の勤務先に電話されました。退社から解決まで
◆きっかけ編はこちから
【闇金実話】受話器ごしに自分の勤務先に電話されました。きっかけ
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