【闇金実話】受話器ごしに自分の勤務先に電話されました。退社から解決まで

闇金から会社に嫌がらせの電話をされてしまった▼▼さんですが、結果として最悪の結末を迎えることになってしまいました。

直属の上司から闇金が会社に電話して嫌がらせをしていることを伝えられ、警察へ相談に行くようにと言われ、最寄りの警察署に相談したところ警察官から闇金側に対して確認の連絡をしてもらえたとのと話でした。

ここで一旦、闇金側が落ち着くと思われたのですが事態は思いもよらない方向へ進んでしまったのです。

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上司「▼▼さん・・・明日出社したらすぐに僕のところに顔だしてもらえますか」

被害者「はい。。」

上司「警察へ相談されたのが幸いしたのか今は電話、落ち着いてるから、ありがとうね」

被害者「はい。。」

上司「ではあした」

被害者「失礼します」

 

■翌日■
出社してすぐに上司のデスクへ向かうと、

上司「おはよう、それじゃちょといいかな。近くの喫茶店で話しよう」

被害者「はい。。」

喫茶店へ移動するとうすうす覚悟はしていましたが想像通りの話をされてしまったとのことです。

上司「大変言いにくいんだけども社長と相談をしてこれ以上、会社の調和が崩れてしまうようなことになるのは避けたいということで、本当に申し訳ないんだけども、自主退社というか、会社をね、退社してもらえないかな。リストラとかそういうのではなくてあくまでも一身上の都合ということで。」

被害者「はい。。いつまでにでしょうか?」

上司「できればこのあとすぐでお願いできないかな」

被害者「今日ですか?」

上司「本当に申し訳ないんだけど、なんどもいうようだけど、ほかの社員も怖がっちゃっててこのままでは仕事が全然できないんだよ。」

被害者「はい。。」

上司「そういうことだからほんとにすまないんだけどよろしくね。それと社長から今月の締め日までは有給扱いでかまわないと言われてるから給料は1カ月分になるので」

被害者「はい。。」

上司「それから、、闇金からまた電話かかったら退社したと伝えくから悪く思わないでね。」

被害者「はい。ウソじゃないですから」

上司「それと言いづらいんだけど、その、、もし闇金からまた電話きたら、、辞めたので直接本人に電話して下さいって伝えてもいいかな」

被害者「・・・・・」

上司「いや、ほんと言いにくいんだけど闇金に申込したのは▼▼さんなわけだし、会社はある意味被害者ってことだと思うんだよね」

被害者「はい。。。。。」

上司「それじゃ、そういうことで。先に戻って机を片付けてもらえるかな。私は社長に報告して経理につたえるから。」

被害者「はい。。」

 

この間、闇金側から▼▼さん宛てに数回の着信があったそうなのだが、状況からして携帯電話を確認する事もできずほおっておいたところ、会社に電話がかかっていたとのこと。
会社で片づけをしているときに他の社員からその旨を聞かされて知ったという。

 

結局、会社から退職勧告を出されてしまい職を失ってしまっても、闇金は電話を止めず支払いについて催促の電話を両親にかけ続けたとのことでした。

ここから先の話はより個人的なやり取りになり、記事化すると本人特定されてしまうためレポート形式で記述します。

 

退社その日の午前から午後にかけて連続的に闇金タナカから連絡があり、同時に両親にも嫌がらせの電話がはいり両親と被害者さんは夕方以降に待ち合わせをして最寄りの弁護士事務所と警察に相談する事になる。

警察では
「金銭の要求、暴力的行為の示唆がこれ以上激しくなるようであれば改めて相談に来てください」
と言われるも両親が納得せず、弁護士事務所へ足を運んだのが時系列である。

債務整理や相続問題といった看板を掲げていた弁護士事務所に相談に行き、闇金問題について相談をするが、弁護士事務所側から、
「闇金問題は引き受けていないので警察へ相談されてはどうか」
と回答されてしまう。そこで知り合いの弁護士などで闇金問題に詳しい方を紹介してほしいと頼むと、現状そういったことをやってるのは東京の弁護士事務所が多いのでインターネットなどで調べて自分で見つけてもらいたいとやんわり断られてしまう。

そこで被害者さん本人がインターネットで闇金問題を扱っている弁護士事務所や司法書士事務所を検索し相談したところ、▼▼さんが被害に遭っている闇金サイトの取扱いをした経緯がある弁護士事務所を見つけることができすぐさま依頼することになる。

その弁護士事務所は1闇金に対して4万円ということだったが▼▼さんにお金が無いため両親が4万円を立て替え直ぐに介入してもらうことになった。

 

闇金タナカは弁護士が介入した後もしつこく▼▼さんに連絡を試みていたが電話に出ないと言うことを念押しされているため着信があればすぐに弁護士に電話するの繰り返しで、介入以後一度もタナカとは話をしなかったとのこと。

当初、タナカは返済しろと騒ぎたて貸した5万円を返さないなどと弁護士に説明していた模様で、借りてもいない話について弁護士から確認の電話が入る。

しかし、弁護士側が法的な手続きにはいる話をし、具体的な内容を説明するとせめて経費だけでも清算させろと交渉してきたらしいのだが弁護士側で突っぱねる。
※実際に金額なども出ているのですが、本人特定される可能性があるので控えます。

 

最終的に弁護士が介入してから約2日で闇金業者タナカからの電話は掛からなくなり解決ということになった。
1ヵ月ほどは別の闇金や名前が異なる人物から連絡があるかもしれないのでおかしな電話がかかったらすぐに相談するようにと弁護士事務所から言われている。

当サイトに連絡があったのは連絡が止まってから数日経過した時で、掲示板や闇金実話を見てのご連絡です。

▼▼さんから自分の被害を記事にして、闇金がどんなことをしているのか知ってもらうことで被害が減るのであれば協力したいとのご相談を受け、今回記事化致しました。

生々しい表現も数多くあり固有名詞なども複数出ていたのですが、やはり本人特定の材料となるため割愛させていただきました。

当サイトでは経験されたことを記事にして被害の未然防止に役立てばと思っております。
ご自身の経験を記事にしてもよいと思われた方は当サイトまでご連絡願います。

◆きっかけ編はこちから
【闇金実話】受話器ごしに自分の勤務先に電話されました。きっかけ

◆追い込み編はこちらから
【闇金実話】受話器ごしに自分の勤務先に電話されました。追い込み

昨今ではここまで派手な業者はなりを潜めているようですが会社に電話をしてこないと言うことではなくネチネチと恐怖感をあおるような言い方に代わってきているようです。どのような丁寧な発言があっとしても貸金業登録を行っていない業者が金融サイトであるかのように電話をしてきて取り立てのような行為をすることは禁じられており刑事罰で裁かれます。具体的な金銭の要求をするほど愚かではないとはいえその場の感情に流される業者もいます。そのような時はすぐに警察に被害相談をするのと併せて法律事務所の無料相談に電話をしておくとよいでしょう。


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