闇金の意味と手口
どこにでもあるような名前で登場している「ライフパートナー」であるが残念なことにそのほとんどが闇金サイトであることが分かっている。今回この記事で危険だとしているライフパートナーについては以下のサイトキャッチ画面を確認してもらいたい。
そして何故、このライフパートナーが闇金なのかについて説明すると共に申込をしなくても闇金と分かる判断ポイントについても同時に記載していく所存である。
貸金業登録番号が無い
まず会社概要をチェックした。こうした闇金サイトはたいていにおいて貸金業登録番号を記載しない。以前はデタラメの番号を記載していたがその番号を所有している消費者金融会社から被害届を提出される可能性があったり、サーバ会社に直接連絡された結果、広告途中でもサイトを削除されるリスクがあるため現在は、番号記載をする闇金はほぼ皆無である。
したがって申込を検討しているキャッシングサイトをみつけたらまず最初に会社概要を確認し貸金業登録番号が表記されているかをみること。これだけで被害に遭う確率を半分以下にすることができる。その際、固定電話の番号が同時表記されているかもみておくこと。固定電話番号が記載されていない場合も危険である。
念の為、商号、名称でも確認してみた。
政府が提供している貸金業確認サイトがあるのでそこで検索をしてみたが、やはりライフパートナーなる金融サイトが新宿区で許可を得た記録は発見できなかった。どのように判断してもこのライフパートナーがまっとうな金融会社と判断できる材料を見つけることはできない。
住所はデタラメ、存在記録が無い
これもまた大事なチェックなのだがライフパートナーが主張している住所だがそこに業者が存在しているか確認する必要がある。これにおいてもおかしな結果が出た。
この住所、一見するとまともに見えるのだが新宿区西新宿に1-3-5なる場所が存在しないのである。ざっくりとした場所は確認できたのだが建物を特定することが出来なかった。
これは新宿駅から西新宿に坂を下りた先の場所なのだが記載されている住所はこのあたりなのだ。交差点を軸にしてこの半径200mといえそうだが建物を特定出来ない以上、業者がそこに存在しているかを確認するすべはない。
そこで航空画像を使って再確認してみた、するとこの住所が示す範囲が特定されたので下記してみる。
赤い線で囲われたあたりが該当する住所である。通常、googleマップに住所を入力すると赤いピンが刺さるのだがそれが無いということは「存在しない住所」ということになりgoogleは枝番の前までの住所で判断してくる。
そこでこのようにエリア表示となるのである。
これも闇金業者を見極める際のポイントになるのでしっかりと判断してもらいたい。スマホで闇金サイトを調べる場合も同様にまず、住所をコピーして地図アプリで住所を入力してもらいたい。その際、ピンが刺さらなければその住所存在しないことになる。
つまり、その時点で闇金と判断しても全く問題は無いといえるのである。大事な会社概要を間違うことなど通常のキャッシング会社ではないのである。
さらにもう1点、報告すべきことがある。
この住所は過去に闇金サイトが使っていた履歴が確認されたのです、これについて以前に当サイトで危険を告知していますので下記、確認されたし。闇金は住所を使い回す傾向があるのでこうした点からも危険を察知することが出来る。
さて、ここまでは闇金サイトに申込をしない防御策だがここからは被害者について記載する。
被害に遭われている方へ
どのような被害に遭われているかにより様々な対応方法になるのだが個人情報を相手に伝え、相手の要求を信じて従っている場合、以下のことが発生するためまずそのデメリットを認識すること。
1.携帯電話をローンで買えなくなる/売ってもらえなくなる
携帯電話をだまし取られている場合、その電話を転売もしくは騙し取られているでしょう。警察に被害相談をするのは当たり前としても携帯電話会社からすればあなたは携帯を転売目的で購入した利用規約違反の人物となるわけです。近い時期に3台以上購入している場合はアラートが掛かりますから早い段階でチェックされていることを知っておいてください。
対応策としては弁護士に相談をして被害にあっており警察や弁護士と連携していることをしっかりと携帯電話会社に理解させなければならない。
2.銀行口座を開設出来ない/口座が凍結される
銀行口座を騙しとられていたり押し貸し詐欺で相手からお金が振り込まれている場合、あなたの銀行口座が凍結される可能性があります。この場合、あなたは被害者ではなく加害者扱いになることを認識してください。どのような理由があったとしても闇金からお金を借りれば犯罪になります。
これについて銀行は驚くほど協力的ではありません。なぜんから警察と同様、お金目的で犯罪に手を染めた人と解釈しているからです。
やはり同様に弁護士事務所にお願いをしてあなたは被害者でありしかるべき対応中であることを関係各所に理解してもらう必要があるのです。
個人で解決できるなどと書かれているブログ等がありますが当サイトが知りうる限りこうした凍結問題や闇金とかかわったことによる自身にかけられた嫌疑を個人だけで解決した例はほとんどありません。あったとしてもそれは本当にラッキーが重なっただけだと思えるほどの確率です。
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