【銀行口座凍結実話】私の名前がリストにのったと言われました
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被害相談の内容
先月ネットキャッシングしたところから入金チェックをしたいので銀行口座を新しく作って融資専用口座として私たちまで送って下さいとなりました。
とても丁寧な感じな口調だったのと暗証番号などは尋ねられませんでしたので問題無いと思ってキャッシュカードを送ってしまいました。
2日後に同じ方から電話がかかってきて、返済履歴を作らないと上司が融資出来ないと言われたので私の方で何回か返済したかのように見せるため暗証番号を教えてもらいたいと言ってきました。
親切な方だとおもってそのまま暗証番号も伝えてしまったのですが、そしたら連絡が取れなくなりました。
東京の番号でしたけど何度電話しても留守とか出張とかいわれました。
そして今月になって電話したら不正が発覚したのでクビになったと言われ私にも不正にかかわった可能性があるから場合によっては逮捕されるのでもう電話しないようにと言われました。
こわくなり電話番号とかを全部消してしまいました。
1週間くらいして銀行から連絡があり、私がおくったキャッシュカードが闇金に使われているとしてリストにのっているといわれ利用停止になってしまいました。
たぶんそのことだろうと思い銀行には融資担当の方が不正をされたということを話したのですが、銀行さんからはそういう事情はよくわからないがリストに載ってる以上、利用を継続する事はできないとも言われて来店して解約をしてもらいたいとも言われ驚いてます。
私自身は何も悪いことをしていないと思っていたのですが、知り合いの法律関係の方に聞いたところ闇金業者に騙されたんだろうということでした。
警察に被害届を出した方が良いとも言われ警察に行ってきました。
しかし、口座については警察が解除するものではないと言われたので銀行に電話したのですがやはりリストに名前がある以上、解約をお願いしますと言われてます。
銀行がいつもいうリストとは一体何なんでしょうか?ブラックリストのことでしょうか?
それと、私は不正に巻き込まれただけなのにどうして口座が凍結されるのでしょうか?
【闇金相談ブログ員より】
世間一般で言うところのブラックリストとは異なると思われますがある種のリストに名前が載った可能性は否定できません。
全銀協が提供している振り込め詐欺救済法に基づく公告に情報がアップされたということです。
これは大変にまずい状況です。
ここにリストアップされるということは詐欺業者がお金の回収に使った口座なのです。
つまり相談者さんの銀行口座が悪用され違法なお金の回収用口座として利用されたことになるのです。
こうしたデータは全銀行で共有しています。
その点ではブラックリストと言えるかもしれません。
他行で犯罪に使われた可能性がある銀行口座は犯罪容疑情報として全銀協に情報提供されます。
その結果、データを共有している全銀行が詐欺に使われた口座名義人情報を手にすることが出来るのです。
これが口座の連鎖倒産になります。
残念ながらこの連鎖を止めることはできず、また犯罪に使われた銀行口座の凍結を解除する方法はありません。
どのような理由があるにせよ、第三者が勝手にアナタの銀行口座をつかえる状況を作ってしまった以上、アナタの自己責任において銀行法違反になっているからです。
知らなかった、という言い訳は通用しません。
銀行はそのスタンスを崩していませんから、この手の犯罪利用の銀行口座名義人に対してはとても強い対応を行っています。
これは2022年の現在も変わりません。
今後、情報が全銀行にいきわたるとアナタの銀行口座が凍結され、強制解約の通知が届きます。
そして以後、半永久的に新規で口座開設をすることすらもできなくなります。
7年などといった情報もありますが少なくともいくつかの銀行に確認したところ年月でブラックリストが消えるといった話は一例もありませんでした。
できることは犯罪に関与していないアナタの口座を凍結から守ることだけです。
これについては闇金問題に精通している司法書士、弁護士であれば話だけ聞いてくれる可能性があります。
以下に闇金問題に関する無料相談を行っている司法書士事務所の公式連絡先を載せておきます。
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