【銀行口座凍結実話】銀行から口座を凍結したと連絡がきました
闇金被害相談
ある日銀行から連絡がはいり口座を凍結しましたと言われました。理由は闇金が使っている個人口座から振り込まれた人に対して凍結をしているということでした。
確かに小額の振り込みがあり何のお金かわからずそのままにしていた経緯はあるのですが闇金に申し込みをした覚えもありませんし何故自分の口座が凍結するのかさっぱりわかりません。
警察に相談してもそれは銀行と話し合って下さいとしか言われません。
弁護士に相談すればよいのでしょうか？
闇金相談への回答
※何も理由がないにもかかわらず口座が止まることはありません。必ず止まった要因があるはずでそれを探すことからスタートしなければなりません。ご本人が問題無いと思っていることが実が大問題だったと言うことがあります。
残念ながらこちらの質問ですが質問時に隠していることがあることが分かりました。この相談者は闇金サイトに申込みをしており「推し貸し詐欺」の被害に遭っておりました。サイトに申込みをしたのち、闇金の担当者を名乗る人物から、そのままでは貸し付けすることはできないので一旦、信用をつける必要があると言われていたのです。
信用などというのはすぐに作り上げることができるものではありません。そのような発言があった後、4000円を振り込むので1週間後に8000円で返済をしてくださいと言われています。さらにその行為を3回繰り返したら希望する額を融資すると言ってきたのです。おかしいと思い連絡しなかったところお金が振り込まれてきたので不審に思ってそのまま放置していたそうです。
電話にも出ずにそのままにしておけば諦めると勘違いをしていたのですがその後、警察によって犯罪資金移転防止法違反の疑いで口座凍結をされてしまったのです。
理由がサッパリわからないということですがこのかたの口座が止まったのは闇金がトバシの銀行口座を使って融資という名の下の違法行為を行った結果、警察には資金を移したと移ってしまったということです。
こうなると警察は刑事事件として取り扱いをしますので止められてしまった口座を解除するのはほぼ不可能(2018年現在でも警察主導の口座凍結は解除できておりません)です。弁護士に頼んでも再度使えるようになる可能性はほとんどありません。
その上で対策をしなければならないのは自身名義の口座が凍結するのを防ぐことです。そのまま放置していると次々と口座が止められてしまいます。最後にはその名義人の口座すべてが凍結されてしまいます。もちろんこの状態になると新規口座を作ることはできません。それも現段階では一生作れないと言ってもとてもいい過ぎではないのです。
身に覚えが無いのではなくそのような疑いがかかるようなことには近づかないということが大切なのです。
犯罪者とかかわるとかかわった被害者も責任を問われるのが今の世の中です。だまされた！と騒いでも、ちゃんと調べなかったアナタの過失責任です。と冷たく言われて終わってしまうことも多々あるのです。
